カヌレの型は銅製?テフロン?どっちがおススメ?
はじめに
こんにちは。
名古屋市名東区にある
グルテンフリーのお菓子屋「粉粉-konakona-」
です。
今回は、
カヌレの型選び
について、お話しますね。
目次
・カヌレを作りたい!
・作り方は意外と簡単
・型選び 素材の正解は?
・銅の型だともっとおいしくなるの?
・大量に作るなら
カヌレを作りたい!
カヌレ、、、
外側がカリっとして中がもちもち
とてもおいしいフランスの
素朴な焼き菓子です。
でも、
・なかなか近くで売ってない
・おなか一杯食べたいけど予算が。。
という人も多いはず。
ならば、自分で作ってしまおう!
レシピは簡単!必要なのは
粉、卵、牛乳、バター、
バニラビーンズ
のみです。
作り方も意外と簡単
レシピも簡単ですが、
作り方も意外と簡単なんです。
手間も技術もいらない3ステップ
① 材料を混ぜる
② 一晩冷蔵庫で寝かせる
③ 型にいれてオーブンで焼く
これだけです。
型選び素材の正解は?
実は、この「ステップ③」の
『型にいれてオーブンで焼く』
の、この『型』で何を使うのかが
がちょっと悩み所なんですよね。
型を買おうとネット検索すると
1個100円前後の
ステンレスやテフロンの型
から、
1個1000円以上する
銅の型
まで、いろんなものが出てきて
メチャクチャ迷います。
ネットで、違いについて調べたら、
ざっくりこんな感じでした。
■ステンレスやテフロンの型
・一度に5個から10個焼きたい人は、
一個500円前後と安いのはありがたい
・熱伝導性が低いので、焼きあがった後の
型離れがしにくい。
でも、テフロン加工の型なら、
かなり型離れしやすい。
・洗いやすくて取り扱いは簡単
■銅の型
・熱伝導のよい銅の型に
蜜蝋をコーティングすることで
あの独特の『カリ!』っとして
黒光りしたビジュアルを出すこと
ができる
らしい
・値段がめちゃくちゃ高い。
一個1000円以上、
5個買うと送料込みで6000円前後
10個買うと10000円以上に!
それ以外にも、調べていくと
・焼きあがったらくっついて
取れなかったとか
・型たっぷりにカヌレ液を
入れたせいで、噴き出して
ひどい出来上がりになった
とか、いろいろ話が出て来て
なんだか難しそう。
高い型を買って、失敗したら?
と思うと、なかなか手が出ませんよね。
私も最初、型選びで悩んで買えなかった
ことが理由で、
焼き時間も200℃70分だし、、、
とか、いろいろ言い訳まで頭に浮かんで
きて、なかなかカヌレ作りに手が
出せなかったです。
先に結論を言いますと
テフロン加工おすすめ(個人の感想です)
聞けば、愛知県で人気の石窯パンを
販売されている「ダーシェンカ」さん
もテフロン型をご使用だとか。。
私はまず、一番失敗がなさそうな
テフロン加工の250円の型を10個
買いました。
2500円ちょっとの出費。
『ダメでも型はプリンや
ゼリーに使えるし』
という言い訳や保険を気分的に
かけての購入。
結果的に、テフロン型でも
材料もオーブン温度もレシピ通り
にやって、しっかり黒光りの
外側カリカリに仕上がりました。
何回か作っていると、
焼き上がりの色が浅い?
ということも起きます。
レシピ通りでも、その日の気温が違ったり
条件が多少変化することが原因かな?
でも、焼き上がりの色が浅ければ
もう一度型に戻して、
10度くらい温度を上げて
5分追加で焼く
ようにすれば、いい感じになります。
銅の型の方がさらにおいしくなるの?
そんなわけで、おいしいカヌレが気軽に
作れるようになってきたのですが、
やはり憧れはこの『銅の型』
『銅の型そのものって見た目も素敵』
・・・
『でも蜜蝋はな・・・』
※銅の型は、型の内側に蜜蝋を
薄く塗ってから使うんです。
これが大変そう。。。
『でも気になって仕方がない』
モヤモヤしたくないので、
思い切って一番気になっている
浅井商店さんのトールという
シュっとした型を一個だけ購入
蜜蝋の代わりに、
テフロン型にもつかっている
スプレー式のオイルを
しっかりつけて
条件を合わせるために、
・同じ生地
・テフロン型と銅の型を一緒に
・同じオーブンで同じ温度と時間
という感じで焼いてみました。
その結果、
【見た目】
型の形が違うので、銅製のほうが
エッジが効いてスタイリッシュ?
【味、カリカリ感】
味もカリカリ感も、
時間をおいて柔らかくなる
など、ネットで言われていましたが
違いは私にはわかりませんでした。
蜜蝋を使ったら、
また何か変わるのかも?
ですが、とりあえずは納得したので
しばらくは安心して『テフロン型』
でやっていこうかなと思います。
でもスタイリッシュな型は
やっぱり憧れますね。
大量に作るなら
お店を始めて、大量に作るように
なってからは、この型が重宝して
います。
1個ずつバラの型だと、
・型から抜くのも1個ずつひっくり返す
・洗うのも1個ずつ洗う
ということで大変でしたが、
これだとひっくり返すのも一発で
ダーン!
って感じでいけるようになりました。
頻繁にたくさんカヌレを作るようになったら、
ぜひ試してみてください。