私が焼き菓子作りにはまった原点

私がグルテンフリー(米粉のお菓子)にたどり着いた理由

はじめに

こんにちは。
名古屋市名東区にある
グルテンフリーのお菓子屋「粉粉-konakona-」
です。

今回は、ショップオーナーの私が、
 焼き菓子作りにはまった原点
について、お話しますね。

なんだ。
 「お店を始めた人でも、最初はこんなもんか」
くらいに感じてもらえたらいいかな。

目次

1.焼き菓子作りが好きになった原点
2.焼き菓子作りをはじめたころの話
3.焼き菓子作りの原動力

区切り線1-konakona

1.焼き菓子作りが好きになった原点

絵本や童話が大好きな子供でした。

■本の中の描写が、読むだけで
 おいしそうな「ケーキ」

■見たこともない「しょうがパン」

■若草物語のエイミーがトラブルに
 巻き込まれることになった
 「ライムの塩漬け」

■赤毛のアンのダイアナが
 ・皆に配ったら一口にもならない
 ・でも、皆にあげなかったら
  とんでもないケチの烙印を
  押されてしまう
 と、どうしようか心を悩ませた
 「きいちごのタルト」

■アンが失敗した
 「レイヤーケーキ」
 や、いつのまにか上手に作れる
 ようになった
 「スコーン」

■ピッピが豪快に床で作る
 「ショウガの型抜きクッキー」


私が子供だった昭和には、
どれもが珍しくて、聞いたことのない
ものばかり

木苺もライムも。

スコーンって湖池屋のあれですか?

しょうがパンって今思うと
「ジンジャーブレッド」
ですよね(笑)

そして、
 それを作る森の動物
だったり
 外国の少女やそのお母さん
だったり、
 それにまつわるストーリー
だったり。

それらすべてが憧れでした。

憧れすぎて作ってみたくなりました。

区切り線2(細い)-konakona

2.焼き菓子作りをはじめたころの話

母が
 ・クッキー
 ・カップケーキ
 ・バナナブレッド
を作ってくれる人だったので、自然と
 「自分も手伝いたい!」
    ⇒「一人でやりたい」
に移行しましたね。

夕飯のあと、
 「キッチンを元通りに片づけるから」
の約束で、とうとう一人で台所を
独占する権利をゲット。

毎晩お菓子を作るようになった
高校生の頃からもう30年近く。

最初は、
 クッキーは簡単に成功
でも、
 オレンジページの
 シフォンケーキレシピで大失敗

したことがショックでした。

そもそも、
 本物のシフォンケーキなんて、
 見たことも食べたこともなかった
ですからね。

全てが手探りでした。

それでもめげずに、
 お年玉で5000円もする
 電動ハンドミキサー
をゲット。

買って使ってみたら、
やっと思い通りのふくらみになった。

そのときの感激は、今も忘れることが
できないです。

そして、シフォンケーキを知っている母から
 「おいしくできたね」
と言われた一言、あの喜びも
忘れることができません。

このころはまだ、
 「グルテンフリー」の「グ」の字
も意識してなかったけど、
もしかしたらあの時の感動が
 「粉粉-konakona-」
の原点なのかもなぁ。

区切り線2(細い)-konakona

3.焼き菓子作りの原動力

ただただ、
 ・おいしいって言ってもらえるものを作りたい
 ・レシピ写真みたいに綺麗に作りたい

そうやって、これまで技術を磨いてきました。

その想いは今でも変わらず、
自分が食べたいというより
 ・食べて「おいしい」って笑顔をもらいたい
ということですね。

今思い返してみても、
 やっぱり私の原動力はここにあるんだな
って、確信しました。

区切り線2(細い)-konakona

この先も、いろいろな葛藤を重ねながら
今に至るのですが、続きは次の記事で
お話しますね。