グルテンフリー焼き菓子の材料のこだわり

はじめに

こんにちは。
名古屋市名東区にある
グルテンフリーのお菓子屋「粉粉-konakona-」

です。

今回は、
 米粉の焼き菓子を作るときに
 こだわって使用している材料
について、お話しますね。

グルテンアレルギーでなくても、
 小麦粉の取りすぎがちょっと気になるな
 少し控えてみようかな。
そんな風に思われる人が、
最近増えているそうです。

例えば、
 ・朝はトーストで小麦粉を食べたから、
  おやつは米粉のタルトにしようかな

 ・最近は、パスタ・うどん・麺類
  をよく食べたから、
  炭水化物はご飯でとろう

とか、逆に
 ・朝はご飯と納豆だったから、
  おやつはお気に入りのパン屋さんに
  行こうかな
とか。

そんな風に、
 自分で自由にコントロールしながら、
 摂取のカスタマイズ
をする時代。

自由な分、考えることも増えるし、
考えた分いろいろなことが気になって
安心して食べれるものが減ったり
することもあったりします。

そんな時に、
 焼き菓子でも、もっと気軽に
 カスタマイズが楽しめたら。。。


せっかくのグルテンフリーの焼き菓子なので
 ・身体への負担が少ないように
 ・腸活のお手伝いができるように
ちょっとだけ、小麦粉以外の材料にも
こだわってみました。

でも、バターも卵もやっぱりおいしい
たまには使ってみたりもします。

区切り線-粉粉ブログ

こだわりの材料

米粉

熊本県産米(ミズホチカラ)
 を使用しています。

 これまで、いろいろな銘柄の米粉を試して
 きましたが、数ある製菓用米粉の中でも、
 よりソフトにきめ細かく仕上がると
 感じています。

※米粉には、
  「パン用米粉」と「製菓用米粉
 があり、私は焼き菓子の種類によって
 使い分けていますが、基本的には
  「製菓用米粉」
 を使用しておけば、きめ細かく仕上がる
 ので大丈夫です。

甘味

・きび砂糖 
 精製しすぎず、ミネラルやビタミンを
 豊富に残したものです。

 グラニュー糖や上白糖より血管への
 負担も少ないと言われています。


・甜菜オリゴ糖シロップ
 甜菜糖はサトウダイコンやビーツから
 とれる糖分です。

 からだを温めたり、血糖値の上昇が
 ゆるやかだったりします。

 また、腸内環境を整えるオリゴ糖が
 含まれるので、腸活にもおススメです。

油脂

・米油
 コレステロールの消化吸収を抑える
  「植物ステロール」
 という成分が含まれています。

 この植物ステロールは、
 悪玉コレステロールのみを減らして
 くれるといわれています。


・ココナッツオイル(無臭タイプ) 
 ココナッツオイルは、加熱に強く
 酸化もしにくいという性質があります。

 また、脂肪燃焼を促進し、
 素早くエネルギーになる中鎖脂肪酸
 含みます。

 免疫力アップのお手伝いもでき、
 腸内環境にもよい影響があると
 言われています。

 その他、
  うつ病、認知症、パーキンソン病、ALS
 といった 難治性の脳神経疾患に対して
 ココナッツオイルが有効に作用するという
 報告も増えつつあるそうです。

 「無香タイプ」の製品は
 ココナツ特有の香りやクセが無いので、
 香りが苦手な人でも気軽に使うことができます。


・オリーブオイル
 チーズ系のお菓子など、相性を考えて
  ちょっと風味の力を借りたい
 というときに使います。


・よつ葉バター
 このバターで作ると、クッキーもケーキも
 なんでもおいしく作ることができます。

 私も、もう20年近く信頼して使い続けている
 ブランドのバターです。


・発酵バター
 発酵バターは、メーカーの供給不足になりがちで、
 ブランドにこだわり過ぎると安定して仕入れる
 ことが難しいです。

 なので、ブランドにはあまりこだわらず、
 手に入るものの中で評判の良いものを選ぶように
 していますが、満足いくものが入手できない時は
 発酵バターを使うレシピのお菓子は作りません。

水分

・豆乳、豆腐
 牛乳は不使用で、代わりに豆乳を使用しています