グルテンフリーとは?
はじめに
こんにちは。
名古屋市名東区にある
グルテンフリーのお菓子屋「粉粉-konakona-」
です。
今回は、お店の名前にもついている
「グルテンフリー」とは何なのか?
について、お話しますね。
グルテンフリーとは
グルテンフリーをひと言で言うと、
「グルテン」を含む食品を
口にしないライフスタイル
のことです。
じゃあ、そもそも
「グルテン」って何よ?
となりますよね。
グルテン(gluten)とは、小麦粉に含まれる
①グルテニン
…水を加えてこねると
「弾力はあるが伸びにくい」性質
②グリアジン
…水を加えてこねると
「弾力はないが
粘着力が強くて伸びやすい」性質
という
2つのタンパク質が絡み合ってできたもの
です。
小麦粉を使ったパンやラーメンなどは、この
こねればこねるほど弾力と粘り気のある
生地ができるという小麦粉の性質
を利用して、あの
「ふっくらした、弾力のある食感」
を出してるんですね。
■グルテン食品は美味しいけれど、食べ過ぎになりやすいので注意!
どんなものでも食べ過ぎは良くないです。
そんな目線でグルテン食品を観察してみると、
「え?こんなとこにも小麦粉が!?」
みたいな「隠れグルテン」の食品が
意外と多いのに驚きます。
例えば、、、
毎日の食卓によく並ぶ
・パン
・パスタ
・ラーメン
・うどん
・カレー(ルー)
・天ぷらやフライの衣
etc…
デザートを彩る
・ケーキ
・ビスケット
etc…
この辺りまではイメージつきやすいですね。
ただ他にも、「隠れグルテン」として
・ブイヨンやお醤油などの調味料
・一部の乳化剤や増粘剤のような添加物
・ウインナーやハムといった加工肉の
つなぎのための材料
といった用途に使われていたりするんです。
なので、普通に食事をしているだけでも
知らず知らずのうちにグルテン食べ過ぎ
となりがちなので、ちょっとだけでも
気にかけてあげる必要があるんです。
■グルテンを食べ過ぎると何か悪いことがあるの?
小麦アレルギーのある方は必然的に
グルテンフリーを実践する必要がありますが、
小麦アレルギーが無い方でも、食べ過ぎると
「お腹の調子が悪い」
「なんか身体がだるい」
と感じる方もいます。
グルテンは
主に小腸へ悪影響を及ぼす可能性がある
と言われています。
例)グルテンが原因の可能性がある症状として
・自己免疫疾患のセリアック病
…グルテンを摂取することで腸の細胞が
破壊されてしまい、腹痛や倦怠感など
様々な不調が出てしまう病気
・グルテン不耐症(過敏症)
…グルテンを消化しにくいことで
慢性的な不調が現れる
などが知られています。
■「プチグルテンフリー」を無理せず・楽しく実践してみよう!
食や健康意識の高い人に支持されて、
今では世界中に広まったグルテンフリー。
その背景には、症状が軽度の方で
「なんか身体がダルいな~」
「最近肌荒れが。。。」
といった悩みを抱えている方が、
グルテンフリーを実践することで
「体質が改善した」
「肌がきれいになった」
人たちがたくさん出てきたことがきっかけでした。
でも、いざ実践してみようとすると
「あれもダメ、これもダメ。
み~んな小麦粉が入ってる」
と、いきなり食べるものに困ってしまって、
途方に暮れてしまう人も多いんですよね。
なので、オススメとしては
△ いきなり完璧に実践する
(難易度 ★★★★★)
◎ 少しずつでもいいから長~く実践する
(難易度 ★★)
くらいのつもりで、「プチグルテンフリー」
から始めてみると良いです。。
例えばこんな感じ
Step1.
パンや麺類中心の食事から、
お米中心の食事に切り替える
Step2.
お蕎麦は十割そばにしてみる
<慣れてきたら>
Step3.
小麦置き換え食品をチョイスしてみる
(無理のない範囲で)
どうですか。
これならいけそうでしょう?
そして「プチグルテンフリー」が何より良いのは
お財布に優しい
ということ。
日々の食事を置き換えるだけで
余計な出費は0(ゼロ)なので、
ノーリスクで気軽に始めることができる
というわけです。
どれくらいやるかは人それぞれ。
ガッツリ派でもチョッピリ派でもOK。
とにかく続けることが大事。
長く続けさえすれば、
「あれ?
そういえばなんか最近、体調がいいかも?」
みたいなナチュラルな変化を、
きっと感じる日がくるハズですよ。
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「プチグルテンフリー」のお供に
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