一次発酵の確実な見きわめ方法

見きわめ方は3つ

  1. レシピ本の温度と時間をまもる
  2. 生地の大きさが倍くらいになったらOK
  3. 発酵した生地に指で穴をあけて確認

以下詳しく解説

薄くやわらかく伸びて指紋が透けるくらい
まで生地を捏ね上げたら
 詳しくはグルテン膜チェックの記事で

大き目のボウルに30℃のぬるま湯をいれます
30℃というのはだいたい
さわるとお湯じゃないなと感じる温度
温度計があればぜひ使ってください
その中にひとまとめにした生地をいれた容器をいれ
乾燥しないよラップをします

1次発酵は
1.30℃で30分から40分
この30分から40分についての詳しい話は
 グルテン膜チェック の記事でふれています
2.倍くらいの大きさまで発酵させる
とよく言われますが、大きさはわかりにくいですよね

コツの一つとしては
透明な容器に生地をいれて
容器に輪ゴムで
今の生地のトップの位置に目印をつけます
写真参照

ですが、3.の指で確認する方法が
もっともわかりやすい見きわめ方です

3.指で生地に穴をあけて確認
詳しく解説
中指の付け根までしっかり粉をつけて
垂直に生地に指を付け根まで差し込み
まっすぐ上に指をぬいて穴をあけます

穴の大きさが変わらなければOK

穴の大きさがキューっと縮むようなら
未発酵という状態です。
この場合もう少し発酵時間をとります

穴をあけたらプシューっと
生地が縮んでしまったら発酵させすぎ
過発酵という状態です。
こうなるとふんわりしたパンは
ちょっと期待できません
あまり膨らみが必要でない
ピザ生地にしてしまうなど
工夫したら大丈夫です

一次発酵見きわめ方
1時発行の見極め方


このやり方を覚えれば
「見た目で倍くらいの大きさになったら」
といわれてもよくわからない
あってるのか不安
ということがなくなります

生地の捏ねあがりや
発酵具合など
なんども作っていると
感覚的にわかってくることも
ありますが、
そんなにしょっちゅう作らない
という人でも
この見極め方さえ
覚えてしまえば大丈夫です