グルテンフリーな米粉タルト土台の生地の作り方【レシピあり】
はじめに
こんにちは。
名古屋市名東区にある
グルテンフリーのお菓子屋「粉粉-konakona-」
です。
今回は、グルテンフリーのお菓子のひとつ、
米粉のタルト土台の生地の作り方
について、お話しますね。
特徴としては、
① 小麦粉、バター不使用のタルト生地
② 冷蔵庫で寝かせる必要なし
③ 粉ふるいの必要なし
④ 焼き縮みの失敗なし
ということ。
但し、生地の扱いに慣れるまでは
ちょっとだけ慎重に作業しましょう。
成型は、
・タルトリングに手で敷き詰めていく
(ラップとオーブンシートを駆使)
・舟形の型に敷き詰めて成型していく
のいずれかで行っていきます。
それでは、いきましょう。
材料
米粉のタルトの土台 生地
① 米粉(ミズホチカラ)…40g
② アーモンドプードル…40g
③ キビ砂糖 28g
④ 塩 少々
⑤ 粉寒天3g
⑥ ココナッツオイル27g
⑦ 豆乳10g
⑥ ココナッツオイル…27g
※無香タイプなので、ココナツ特有の
香りが苦手な方にもオススメです。
※別の記事
「腸活にこだわる粉粉がココナッツオイルを選ぶ理由」
で、もう少し詳しくココナッツオイルについて
お話しています。
上記材料で作れる生地量の目安
・3㎜厚に伸ばすと
18cmタルトリング…1台分
or
舟形…8個分
ワンポイント
① 使用する米粉の銘柄によって、
米粉が吸収する水分量は変わります。
米粉が「ミズホチカラ」でない場合は、
豆乳の分量を増減して調整してください。
② 指でタルトリングに詰めていくなら
ココナツオイルでなくても
米油や菜種油でもOKです。
普通のタルト生地のように
伸ばして敷き詰める
ということをしたい場合は、
冷蔵庫で少し冷やして
固さを出した生地
が扱いやすいです。
この場合、ココナッツオイルを使うと
冷えると固まってくれる性質がある
ので、おススメです。
作り方
混ぜる(まぜる)
・粉類(材料①~⑤)
を全部ボウルに入れて、
ホイッパーでよく混ぜ合わせます。
この時、アーモンドプードルは
しっかりほぐしましょう。
・次に、
ココナッツオイル(材料⑥)
を入れて、
手のひらで粉を持ち上げて
すりすりしては落とす
を繰り返して、全体をよく
すり混ぜます。
捏ねる(こねる)
・豆乳を入れて、しっかりと
捏ねます。
伸ばしやすい生地になるように
したいので、もしパサついていたら
豆乳を少しだけ足します。
豆乳を少し足しても、パサつきが
おさまらないようであれば、
少しだけココナツオイルを
足してみてください。
伸ばす(のばす)
・捏ね終わった生地を、
3mm厚に伸ばしていきます。
生地を、ビニール袋に入れるか
ラップで挟んでから、めん棒で
厚さを均一に伸ばしてください。
型に入れる
・生地が型抜きしづらい柔らかさ
であれば、しばらく冷蔵庫で
冷やし固めてから作業しましょう。
・私が使用しているのは、この舟形です。
シルフォームの舟形は、
① メッシュになっていて
火通りがとても良い
② 両面で、サイズ違いの
タルト型が作れる
と、扱いやすいので、
とても重宝しています。
以下の「クッキー型」(抜き型)
とセットで使用します。
【■クッキー型(大)】
※舟形の裏面(膨らんだ方)に
生地を乗せて焼く場合の型
【■クッキー型(小)】
※舟形の表面(凹んだ方)に
生地を乗せて焼く場合の型
・今回のレシピではクッキー型(大)
を使います。
そうすると、1個分余分に生地が
余ります。
この余り生地は、無理に全部使わずに
少し残しておきましょう。
舟形を空焼きした後に、破れていたら
補修に使うことができます。
■焼く
・後から
フィリングを詰めてから
焼き足す
なら、「空焼き」として
温度:170度
時間:15分
で焼きます。
・後から、
カスタードとフルーツを
盛って完成!
とするなら
温度:170度
時間:30分
でしっかり焼きます。
・焼き上がりはこんな感じ。
少し破けてしまってますね。
焼き上がりで、こんな風に
タルト生地が破れてしまっても
大丈夫。
余り生地で補修すれば、
問題ありません。
・空焼きをしたときは、
ここにフィリングをつめて
焼き上げます。
完成!
↓ ↓ ↓
でも、焼くとき、フィリングが
「固すぎたり」「重すぎたり」
すると、こんな失敗も。。。
こうなっても大丈夫。
味は美味しいので、きっと家族が
おいしく食べてくれますよ(笑)